飲食するヘルシー
Healthy Item 2023

はじめに

食を健康から広くとらえます。
食での健康意識、健康を意識した食品、食品食材に
含まれる成分や素材に対する意向などをみることです。

気になる健康指標、期待効果

<健康インデックス><効果効能>
健康に対する意識を明らかにします。
ふだん気にしている健康の測定診断について事項・指標です。
そして、健康食品・サプリメントに期待する健康への
効果効能、を明らかにします。

健康のための食品・飲料、成分・素材

<ヘルシーコンシャス食品>
健康を意識して摂っている食品・食材を
“ヘルシーコンシャス食品”と呼びます。
ふだんの食事や間食で食べている食品に対する
健康意識の実際を明らかにします。

<ヘルシーアイテム>
健康食品やサプリメントの成分・素材について、
認知、摂取、摂取意向を明らかにします。
ここでは成分・素材の摂取意向を明らかにします。

時系列データでみるトレンド

調査は2006年から行ってきました。今回が17年目。
ここでは、2009年~2022年の14年間のデータの
時系列分析を行います。
とくに、“コロナ”以前の2018年(12月実査)と
今回2022年(12月実査)の変化に焦点を絞り、分析します。

<気になる健康インデックス>
健康に関する診断や測定項目や健康の指標・言葉

健康に関する診断測定項目、健康の指標・言葉109のインデックス
について、気にしているかどうかを調査しました。

〈疲れやすさ〉〈ストレス〉がトップ1と2

気になるインデックスの1位は「疲れやすさ」、2位は「ストレス」です。
3位「体力」、4位「腸内環境」、5位「体重」と続きます。
1位と2位の「ストレス」「疲れやすさ」は、ここ数年アップ傾向です。

〈腸内環境〉〈睡眠〉がアップ

ここ10年余り、着実に順位アップしたのは「腸内環境」と「睡眠」です。
2009年、「腸内環境」は28位、「睡眠」は20位でしたが、
2022年はそれぞれ4位と6位に、着実に順位アップを続けています。

アップトレンドで順位をあげ、2019年には10位になった「筋肉」は、
コロナ禍が続くなか、2022年までほぼ順位は同じままです。

〈体脂肪〉〈視力〉〈コレステロール〉がダウン

順位がダウンしているのは、「体脂肪」と「視力」です。
2009年のトップ「体脂肪」、2位は「視力」でしたが、
2022年はそれぞれ9位と7位に順位ダウンしています。

また、「体重」「内臓脂肪」「コレステロール」が
順位ダウンしています。

気になる健康インデックス トップ20の変化

<ヘルシーコンシャス食品>
健康を意識して飲食している食品・食材

健康を意識して摂っているヘルシーコンシャス食品、
生鮮食品や加工食品、飲料など212品目を調査しました。

ヨーグルト、納豆は不動のトップ2

ヘルシーコンシャス食品の1位と2位は、「ヨーグルト」と「納豆」です。
この1位2位は不動。2009年も同じ、以降2014年、2019年、
そして2022年の今回も同じまま、不動のトップ2です。

豆腐、卵が3位5位に順位アップ

3位は「豆腐」、4位は「牛乳」、5位は「たまご」です。
「豆腐」は2009年は21位でしたが、その後順位アップ、
2014年には8位、2019年は5位、そして今回は3位になりました。
「たまご」は2009年の15位から、今回は5位にアップです。
上位で順位をおとしたのが「牛乳」、
2009年の3位から今回は4位にダウンです。

コロナ禍以降、「鶏肉」「青魚類」がアップ

コロナ禍前の2019年から2022年にかけて順位アップしたのは
「鶏肉」と「青魚類」です。
また、「酢」も順位アップしています。

逆に、2009年までは伸びていた「チーズ」は、コロナ禍以降、
ダウン傾向に転じています。

ヘルシーコンシャス食品 トップ20の変化

<ヘルシーアイテム>
健康食品やサプリメントなどでとりたい成分・素材です。
調査した成分素材は、216項目です。

1位は「ビタミンC」、2位に「食物繊維」、3位は「乳酸菌」

ヘルシーアイテムの1位は「ビタミンC」、2位「食物繊維」、
3位「乳酸菌」です。
このうち、「食物繊維」は着実に順位アップです。
これまでトップだった「乳酸菌」は今回、3位にダウンです。
「乳酸菌」のダウンは、次の乳酸菌の詳細をみますが、
さまざまな「乳酸菌」が現れ、広がりすぎて、
イメージの拡散・希薄化が起きていると考えられます。

順位アップした「DHA」「亜鉛」「大豆イソフラボン」

順位アップしているヘルシーアイテムは、「DHA」と「亜鉛」、
「大豆イソフラボン」です。
「DHA」は、2009年の13位から、2014年9位、2019年8位、
そして2022年は4位にアップです。

「プロテイン」「タンパク質」がアップ

「プロテイン」は2014年の41位から今回は17位に順位アップです。
また、「タンパク質」は、調査項目に入れたのは数年前からのため
ランキング表に載せていませんが、
2016年の30位から今回は7位に大きく順位アップです。

「ビタミンD」がアップ、
ダウン傾向だった「コラーゲン」が反転、アップへ

2019年から2022年にかけて、「ビタミンD」が大きくアップです。
2009年トップだった「コラーゲン」はダウン傾向でしたが、
ここにきてアップに転じています。

「ローヤルゼリー」「ブルーベリーエキス」がダウン

順位ダウンしたのは、「ローヤルゼリー」、「ブルーベリーエキス」、
「コエンザイムQ10」があります。

意向ヘルシーアイテム トップ20の変化

「個別名称」での乳酸菌の意向
乳酸菌・ビフィズス菌について、各社が使っている個別名称について調査しました。

一般名称の「乳酸菌」は17.0%、「ビフィズス菌」は12.9%

意向ヘルシーアイテムで、「乳酸菌」は17.0%、「ビフィズス菌」は12.9%。ともに以前と比べて、少しダウンしています。

「○○+乳酸菌」名称では、
「プラズマ乳酸菌」「LG21乳酸菌」「乳酸菌シロタ株」が並ぶ

今回調査では、商品に使われている乳酸菌・ビフィズス菌の名称を
調査しています。「○○+乳酸菌」を使った名称は10余りとりあげましたが、
「プラズマ乳酸菌」「LG21乳酸菌」「乳酸菌シロタ株」の3つがほぼ同じ、
9%~10%未満をしめています。
いずれかの「○○+乳酸菌」の選択は 29.5%で、
圧倒的に強い「○○+乳酸菌」はありません。

ビフィズス菌の意向は、一般名称「乳酸菌」にくらべて相対的に高い

「ビフィズス菌」は12.9%で、一般名称「乳酸菌」を1.00とすると0.78になり、かなり高いといえます。
「ビフィズス菌BifiX」は4.6%で、「ビフィズス菌BB536」を含んだビフィズス菌の計は16.3%になります。

ガセリ菌」は、 「乳酸菌」「LG21」「シロタ株」に及ばない

「乳酸菌」「ビフィズス菌」を含まない乳酸菌名称では、「ガセリ菌」が6.7%でした。
「○○+乳酸菌」での「プラズマ」「LG21」「シロタ株」に及びません。

乳酸菌・ビフィズス菌の菌種を含めた意向

調査概要

調査の方法

調査方法 インターネット調査
対象者 20-79歳の一般男女
サンプル数 1200人
調査期間 2022年12月16日~20日
調査地域 全国
調査した項目 ヘルシーコンシャス食品 212品目、ヘルシーアイテム 216項目、
健康インデックス 109項目、効果効能 74項目

対象者の構成

対象者20-79歳男女を性別年齢で次にように均等に割り付けた

商品仕様

報告書 1冊(140頁)
データCD 1枚

<データCD内容>
報告書PDF
クロス集計表(エクセル)
時系列データ(エクセル)
価格 110,000円(消費税込)

報告書目次

飲食するヘルシー
Healty Item 2023

お申込み・お問合せはこちらから

おいしいを感じる言葉 Sizzle Word 2023

好きな風味・素材 Flavor Taste 2022